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工程管理(簡易MES)

工程管理テンプレートとは

日本の製造業の業務・商慣習を熟知したコンサルタント※開発した
工程管理(簡易MES:製造実行システム)テンプレートです。

本テンプレートは、座金・ばね製造に代表される精密板金部品工場のために作った

工程管理システムをベースにしています。

海外製ERP・MRPでは対応が難しかった日本固有の商慣習を考慮し、
開発できることが特徴です。

※本間 峰一 氏
『誰も教えてくれない「生産管理システム」の正しい使い方』 
工程管理テンプレートは、㈱ほんま、および、こまくさネットサービス㈱の著作物となります。

テンプレートの対象となるお客様(以下特徴をお持ちの工場)

① 繰り返し受注生産型で加工部品を生産する工場 (MTO型生産)
② 取引先からの内示情報などで加工部品を先行生産する工場 (ATO型生産)
③ ロット単位で複数工程を流すタイプの製造加工をしている工場
④ 製造現場の力が強く、計画指示通りの製造がしにくい工場
⑤ 取引先や営業部門による計画変更の多発に悩まされている工場
⑥ 同じ製品にも関わらず製造リードタイム実績が変化する工場
⑦ MRPによる工程指示が機能していない工場
⑧ スケジューラを入れたにも関わらず満足に機能していない工場

主な特徴
① 各製品の製造基本情報の登録
② 製品別の工程順序や使用材料の登録
③ 製造ロット番号による製造進捗管理 (バーコードによる製造実績入力)
④ 製造ロット番号を利用したリードタイム、仕掛品、工程負荷などの管理・分析
 (工程滞留時間の管理を重視)
⑤ 各製造工程における製造実績管理(
基本は数量ベース。製造時分による管理も可能)
⑥ 製造ロットの分割対応(数量分割、納期分割、内外作変更など)
⑦ 標準リードタイムを用いた工程予定時間の計算
⑧ ロットトレース(納入先、製品ロットと製造ロット、材料ロットとの紐付けなど)
⑨ オリジナル製造指示書 (現品票)の作成(各工程の詳細作業指示情報印字など)
⑩ 内示、確定受注、在庫、生産数量に関する今後の推移を統合管理する画面
★⑦と⑧の項目は個別開発項目です。
⑨、⑩についてはサンプル提供のみです。

テンプレートの活用

高速システム開発を実現
工程管理テンプレートを基にしたデモンストレーションにて基本機能を
ご確認頂きます。
Fit&Gap分析を行い、システム設計へ反映しますので、貴社業務要件
に合わせたカスタマイズ開発が可能です。

主な活用方法
① 工程管理システムとしてカスタマイズして導入する
 (EXCELからの置換えなど)
② 生産管理システムを作り直す際のプロトタイプ基盤として利用する
③ 既存生産管理システムの機能を拡張するための参考にする
アプリケーション保守・管理工数の低減
次に挙げる生産管理機能は、製造している製品や取引先の特性によって
個別色が発生しがちです 。 
標準化は難しいため、個別設計によるカスタマイズ開発で対応すること
可能です。

① 受注出荷関係の処理
② 在庫管理、倉庫管理、在庫棚卸
③ 製品在庫、中間品在庫、部品在庫などの補充手配 (MRP 、発注点などによる手配)
④ 材料関係の 購買 処理 、外注会社手配 (発注、受入れ、在庫管理など)
⑤ 部品展開計算
⑥ 途中工程での合流や分岐がある製品
⑦ 金型や治工具の管理
⑧ 原価計算
⑨ スケジューラおよびスケジューラとの連携
⑩ CSV入出力機能

当テンプレートは、ローコード開発ツール 「Sapiens」のクラウド環境を利用して開発していますので、
テンプレートを本格的な生産管理システムへ拡張することができます。
システム拡張は個別工場向けに機能設計し、Sapiensでカスタマイズ開発をします。 
システム構築作業は下記のローコード開発ツールを使ったプロトタイプ開発手法で行いますので、
EPRパッケージなどの生産管理パッケージを導入するよりも安価な費用で本格的なシステムの構築が
可能です 。


プロトタイプシステム開発の進め方
♦ローコード開発ツールを使い実際に動作するプロトタイプを速やかに作ってしまう
♦作成したプロトタイプをベースに修整していくことで本番システムに仕上げていく
♦業務システム設計では基本となる業務フローを整理するだけで、細かな仕様検討はプロトタイプを
 操作・検証しながら実施する
 変更されることが前提となるため、無駄なドキュメントは作成しない
♦実際に動くプロトタイプをベースに仕様検証するため、利用者による動作確認が容易にできる

アプリケーション保守・管理工数の低減
リードタイム分析機能により、各製造工程で製造された製品の製造実績日を基にして、全体リードタイムの分析や各工程での滞留時間の見える化が可能です。


繰り返し受注生産型製造業向けシステム イメージ画面

製造指示書(現品票)

都度受注型の製造業向けシステム イメージ画面

アプリケーション保守・管理工数の低減
クラウド(AWS:Amazon Web Serviceなど)でのサービス提供に
より、アプリケーションの拡張時にもリソースの追加や変更が用意に行うことができ、システム運用時の負担軽減にも繋がります。



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